子どもの才能を遺伝子検査で発見!感想を交えてサービスを紹介♪

最近は中小企業診断士の話題が多くなっていましたが、とうとう先月(9月)に業者へ依頼していた「子どもの能力に関する遺伝子検査」の結果が届きました。

というわけで本記事では、
「遺伝子検査の紹介とその結果とどのように向き合って子育てをしていくか」
について話していきたいと思います。

「人の能力は環境だけで決まる!遺伝は関係ない」と考える方も多いと思います。

私は「遺伝と環境の両方が人の能力に影響する」と考えており、「遺伝要因とマッチする環境要因を作り出してあげること」が親の役割の一つであると思っています。

ここで、遺伝とは「学習により習得される能力に個人差がある」ということを意味しています。

また、マッチというのは、遺伝的に優位とされる分野だけでなく、劣位とされる分野に対してもふさわしい環境を用意し、子どもの成長を手助けすることを意味しています。

遺伝子検査の結果、向いていないとされる分野を切り捨てて向いている分野に特化させるということではありません。

↓のように考える方は是非最後まで記事をお読みください。

子どもの習い事を何にしようか悩む
子どもの得意分野を伸ばしてあげたいけど何をしていいかわからない・・・

将来、子どもには中学受験をさせたい
でも「二月の勝者」をみていると自分や子どもが受験勉強に耐えられるか心配
どうやって子どもと向き合っていったらよいかわからない

遺伝子検査って何?DNA鑑定との違いは?

遺伝子検査と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

おそらく↓を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

・警察が現場に残されていた毛髪から容疑者を特定!
・父親と子どもの親子関係を特定!

これは「DNA鑑定」であって、「遺伝子検査」ではありません。

生物学の記事ではないので細かくは記載しませんが、「DNA」の構造の中で「親から子へ形質を伝える遺伝情報」を伝える部分が「遺伝子」と言われます。

DNA鑑定は遺伝情報を伝えない領域において、「反復配列領域(同じ塩基配列繰り返し)の繰り返し数が人により異なること」を利用して個人を識別します。

一方、遺伝子検査は身体的特徴など遺伝情報を持つ部分の構造により個人の特性を調査します。

使われるDNAの部分の違いにより調査の用途が変わってきます。

DNA鑑定:遺伝情報を伝えない領域を調査 → 個人の識別が可能(プロファイル)
遺伝子検査:遺伝情報を伝える領域を調査 → 個人の特性(資質)の判定

どこのサービス?遺伝子検査で何を調べたの?

DNA JAPANという会社の「子ども"能力・感性"遺伝子検査」というサービスを受けました。
※価格は一人59,800円で、検査期間は約1ヶ月です。

子どもが持つ「潜在能力 Potential」や「感性 Sensibility」の
可能性を遺伝子レベルで垣間みようというのがサービスの趣旨です。

これにより、3分野(学習能力・身体能力・感性)の計16個の項目が検査できます。

学習能力:数学的思考、記憶力・論理的思考力、リスニング力、IQ、注意力、音感

身体能力:刺激反応スピード、短距離向け/長距離向け、好奇心スポーツ、跳躍力・腕力・脚力

感性:神経質傾向(落ち込みやすさ)、打たれ強さ、粘り強さ、協調性、社会性、ポジティブ度

他社と比較して検査項目数が多かったこと、鑑定人が在籍していて検査技術が高そうなことからDNA JAPANを選定しました。

どんなアウトプットが得られるの?

一人につき「検査結果報告書」と「検査結果解説書」の二つのアウトプットが得られます。

「検査結果報告書」では3分野の総合評価が記載されており、サマリ資料となっています。

学習能力と感性については、
検査項目(数学的思考等)の結果を5段階で評価したものをレーダーチャートで閲覧可。

身体能力については、
向いているスポーツ、および検査結果(短距離向き等)が閲覧可。

「検査結果解説書」ではDNAやSNP(スニップ)の説明、学習能力検査結果、身体能力検査結果、感性検査結果の全16項目についての詳細な説明が記載されています。

全60ページの壮大な報告書の中で、「検査項目や遺伝子の分類の説明、検査を受けた人の分類、分類ごとの能力の伸ばし方、研究結果(エビデンス)」が検査項目ごとに記載されています。

生物学を習ったことのない人でも簡単に理解できるような説明になっているので気軽に読み進められますし、検査項目ごとにブロックになっているため、気になる部分だけ読むことも可能です。

特に「分類ごとの能力の伸ばし方」が記載されていることがよいと思いました。

結局、子どもの遺伝子の型がわかったところで、
ネクストアクションに繋がらなければあまり意味がありません。

子どもに対してどのように接したら良いか?、子どもに何を習わせたらよいか?
について具体的な示唆が得られるからこそ価値があります。

「検査結果解説書」に関する具体的な紹介については後述します。
※「検査結果報告書」はサマリであり、↑で十分説明ができているので割愛します。

(閑話休題)遺伝って残酷

『遺伝とは「学習により習得される能力に個人差がある」』としれっと言いましたが、子どもにとっては結構辛いですよね。

成長の過程で他者との比較を通じて持って生まれたものの違いに気付きショックを受けます。

この遺伝を無視して王貞治の名言『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。』を信じたら先の見えない努力をし続けてしまいます。

この言葉を自分を諌める目的で使うのはいいけど、
他人に対してこのストイックさを求めるのはよくない!

『必ず報われる』なんて無責任な言葉を他人に発するのはやめた方がいい。

王さんだから成功したんだよ。

漫画「はじめの一歩」での会長・鴨川源二の名言『努力した者が全て報われるとは限らん しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!』の方が私は好きです。

こっちの方が他人を鼓舞するときの言葉としては適切だと思います。

また、遺伝の話をすると、今まで「正しいプロセスで勉強すれば成績は上がる」というような「環境」軸足を置いた記事を散々書いているじゃないか!遺伝は関係ないのか?!

と思われる方もいるかもしれませんが、
答えのある受験勉強や資格勉強くらいであればある程度遺伝を努力で覆せると思っています。

もちろん、個々人の成長度合いには差があることは否めませんが・・・

検査結果解説書には具体的に何が書かれているの?

娘の個人情報になってしまうため、ありのままに伝えられないことをお許しください。
ですが、「こーゆーことわかるんだー」と伝わる内容を可能な限り伝えます。

下記の画像が「検査結果報告書」の会社が提供するサンプル画像です。
かなり画像は粗いのですが、雰囲気は伝わると思います。

各検査項目に対して↓の内容が繰り返し説明されます。

  1. あなたは・・・
    最初にあなたのタイプそのものをズバリ記載しています。
    数学的思考がやや得意なタイプ or 数学的思考がやや苦手なタイプ or 数学的思考が苦手なタイプ
  2. ○○とは?
    以下は、「数学的思考とは?」の説明を一部を抜粋したものです。
    数学的思考とは与えられた情報や知識を論理的に組み合わせて、結論を導き出し、問題を解決するための方法を見つけ出す思考力のことです。
    数学に収まるものではなく、実社会の様々な問題を解決するための思考法として応用が可能。
    問題を解く過程を学ぶことでどのように対応・対策すれば答えにたどり着くのかを学べる。
    証明問題などを通じて根拠を合理的に説明することを学べる。
    論理的思考と似ているが、論理的思考に加えて数字の持つ意味・数字の変化を読み取る力、問題を数字で客観的に示す力も備えた思考力・・・
  3. あなたはどんなタイプは?
    検査結果ごとに異なる内容です。個人情報のため抽象的な説明となってしまいます。

    「あなたが何をどのように得意・苦手としているのか」が具体的に記載されており、一部の検査項目についてはネクストアクションに関する示唆も記載されています。
  4. あなたへのおススメ
    これを見るために検査を受けると言っても過言ではありません。
    しかし、個人情報のため抽象的に説明な説明になってしまいます。
    ですが、報告書の中身はしっかりしているのでご安心ください。
    具体的にネクストアクションや子どもとの接し方・育て方が書かれています。

    得意な場合:向いている職業、その能力を伸ばすためのネクストアクションや育て方が記載されています。
    苦手な場合:苦手と向き合うための子どもとの接し方や習い事の助言が記載されています。
  5. 研究の詳しい内容
    研究結果が紹介されています。

    説得力を増やすための記述なので、興味がなければ読み飛ばしてもよいと思います。
    以下は、数学的思考に関する研究の詳しい内容の一部を抜粋したものです。
    イギリスのケンブリッジ大学の研究チームがこの数学的思考と遺伝子の関係
    について論文で発表しています。
    その内容は、イギリスにおいて中学修了時点で実施される全国統一試験(GCSE)を利用して、数学の成績がよかったグループと成績が悪かったグループの遺伝子(約90万箇所のSNP)の影響を調べました・・・

個人的な感想!子どもの才能がわかって安心!

遺伝子検査を受けてみてよかったと思います。

結局、何が一番よかったかっていうと

子どもの遺伝的特性がわかると、世の中の子育て方法論(統計学に基づく多くの子に一般的に当てはまる手法)だけではなく、我が子に合わせた個人最適な方法も採用・模索することが可能

であることです。

集団授業を受けながらプラスαで個別指導も受けられるような感じと似ています。

それでは、3分野ごとに感想を記載していきます。

学習能力について

とても参考になった。

得意・不得意、およびネクストアクションが明示されていたので、
得意を伸ばし、不得意をケアするような習い事が見つかりました。

また、中学受験の勉強する上で嵌ってしまうであろう落とし穴も見つかりました。
その落とし穴を回避するための学習プロセスに関する示唆も得られました。

身体能力について

ほどほどに参考になった。

向いているスポーツがわかりました。
子どもをアスリートにしたいわけではないので参考程度に読みました。

感性について

とても参考になった。

持って生まれた性格がわかりました。
(同じ環境で育った兄弟でも性格が違うのは遺伝のせいです)

普段の生活はもちろん、特に競技性のあるもの(受験、スポーツ等)に真剣に取り組む場合、子ども一人一人の感性(性格)に寄り添って二人三脚で進める必要があると思います。

その際に個人に最適化したケアの仕方を模索したいな〜と感じました。

最後に

遺伝子検査はゴールではなくスタートです。
その結果を理解し子どもの成長に向けたアクションを行ってこそ意味があります。

習い事選び、子どもへの接し方、中学受験のサポートの参考としたいと思います。

顔や身長が人と違うことを「遺伝のせい」だと考えている人は多い一方、
能力の違いについては「遺伝のせい」と考える人の方が少ないと感じます。

学校で習わないからしょうがない話ですが、もったいないなと思っています。

遺伝子検査により子どもの特性が分かれば、
得意を伸ばし・不得意を個別にケアすることができるからです。

特に未来の「落とし穴」が見えてくることで、
それを回避して歩くことができる点が素晴らしいと思います。

短期的な出費と考えると検査料はまだ高いですが、長期的に見ればむしろリーズナブルです。
遺伝子は変わらないからです。

ご興味を持った方は是非検査してみてはいかがでしょうか。