(茨城県)免許返納の特典や返納後の移動手段を紹介!デマンド乗合タクシーに注目!

最近、身内に高齢ドライバーがいるため、運転免許の自主返納について調べています。

年も変わり今年こそは「自身が免許返納したい」、もしくは「免許を返納させたい」と思っている方は多いのでないでしょうか。

地元の茨城県では電車網やバス網が首都圏ほど発達していないため車社会です。

そのため、私の家の周りを見渡してみても車の二台持ちは割と普通です。
メンバごとに車を持っていたり、ちょい乗り/遠距離で使い分けたりなど・・

茨城県に焦点を当てて免許を返納するという行為やそれによって得られる特典

等についてご紹介させていただきたいと思います。

運転免許の返納とは?

免許証の自主返納とは、身体的または認知的機能の低下により安全にクルマの運転ができない人が、有効期限の残っている運転免許証を返納すること(申請による運転免許の取消手続き)を指します。

年齢制限はなく、警察署や各運転免許センターで免許の返納手続きを実施することができます。
茨城県内の警察署茨城県警察運転免許センター

また、返納後5年以内に任意で申請を行うことで、『運転に関する経歴を証明でき、かつ返納後の身分証明書代わりになる「運転経歴証明書」』が発行されます。

この「運転経歴証明書」には特典(メリット)があり、タクシーやバスの運賃割引、商品券の贈呈等を受けることができます。
※茨城県内の市町村ごとの特典については後述します

なお、茨城県で免許を返納する場合は「申請による運転免許の取消手続の案内
を事前に御覧ください。
申請場所・受付日時や必要なもの等が記載してあるのでご一読いただくとスムーズです。

茨城県における運転経歴証明書の特典

茨城県庁のホームページに「運転経歴証明書」を提示した際の特典が記載されているので、本記事ではその中身を噛み砕いて説明いたします。

協賛事業者からの特典

「運転経歴証明書」を提示することにより、協賛事業者から様々な特典サービスが受けられます。

茨城県庁のホームページの「高齢運転者運転免許自主返納サポート事業協賛店一覧(PDF:1,619KB)」や「一部協賛店舗に変更があります(PDF:57KB)」にその詳細が記載してあります。
※最新情報は茨城県庁のホームページを確認するようにしてください。

例えば、水戸市では↓の図に記載されている協賛店で
サービス内容にかかれている特典が受けられます。
※一覧には茨城県内の他の市町村も記載されています。

水戸市の自主返納サポート事業協賛店

公共交通機関利用の優遇制度

免許を返納してしまうと移動するための足が無くなってしまいます。

そのため、これを補完するために市町村ごとに地域公共交通の優遇制度が設けられています。

茨城県庁のホームページに「市町村における運転免許を自主返納した高齢者等に対する公共交通機関利用の優遇制度一覧(令和2年6月10日現在)(PDF:9,267KB)」に市町村ごとの優遇制度の概要が一覧化されています。

※こちらも最新情報は茨城県庁のホームページを確認するようにしてください。

例えば、つくばみらい市では↓の図に記載されている優遇制度が受けられます。

つくばみらい市の公共交通機関利用の優遇制度

茨城県庁のホームページで見られるのはあくまでも概要なので、
詳細は各市町村のホームページを見る必要があります。

それでは、例としてつくばみらい市のホームページにおいて優遇制度を見ていきましょう!!

公共交通機関の冊式回数検討を1万円を限度(一人一回まで)に交付すると書かれています。

現状、残念ながら車を運転できなくなったことを補完できるような制度ではありません。
たった1万円だとできることがかぎられます。

つくばみらい市の公共交通機関利用の優遇制度(詳細)

デマンド乗合タクシーとは?返納後の主な移動手段!

上記の優遇制度一覧を見ていただくと「デマンド乗合タクシー」
を行っている市町村が多いことがわかります。

例えば、つくばみらい市、守谷市、土浦市等です。
市町村ごとに名称が微妙に異なるのですが、「デマンド」という文字列は共通です。
※この一覧を「デマンド」で検索すると15件もヒットします。

これは一体何でしょうか?

↓の図のようにドアツードアで目的地までいけるが、途中寄り道して複数人を拾います。

このように相乗りをするようになるため、利用者の費用負担は少なくなります。

ドアツードアで目的地までたどり着けることができるため、バス停に行く手間やそこで長時間待たされることはありません。

免許を返納するような高齢者にバス移動させるのは身体的に負担がかかるので酷です。
しかし、普通のタクシーをつかうと移動が高額になってしまいます。

そこで、バスとタクシーを折衷させるような感じで安価に利用者を目的地まで運ぶようなシステムができました。

財源が限られる中で市区町村ができる最良のソリューションの一つであり、
免許返納後の最も有効な移動手段になると思っています。

なので、免許返納を検討している場合はお住まいの市町村における「デマンド乗合タクシー」制度の有無も確認しておいた方がよいと思います。

デマンド型乗合交通

高齢者に免許返納を促すために

自主的に免許を返納する高齢ドライバーは増えている気はしますが、「まだ運転できる!大丈夫!」と言い運転を継続する方も多いと思います。

特典と比較して運転できなくなることの代償の方が遥かに大きいから、
そう思いたくなる気持ちも理解できます。

免許を返納したがらない親に対して免許返納を強行させたエピソードがダイヤモンド・ユカイさんによって語られており、とても参考になったので紹介します。

母親が傷つけた車を直すふりして処分して、母親が新車で車を買い直そうとしてもディーラーに手を回してそれを阻止するという強硬手段をとったところ、母親が運転を諦めました。

後日、ダイヤモンド・ユカイさんに連れられて免許を返納したそうです。めでたしめでたし。

ダイヤモンド・ユカイさんは同記事の中で「話せばわかるという希望は持たないほうがいい」、「鬼になって実力行使も必要」と語っています。

免許返納の説得時にはメリデメの話も出てくるとおもいますが、返納によるデメリットの方が圧倒的に大きくなってしまうので、話し合いでの解決は難しくなってしまうのも理解できます。

最後に

自分も身内の高齢ドライバーに免許返納を説得している身として、
上記のダイヤモンド・ユカイさんの記事はとても参考になりました。

まずは最低でも返納の意義と返納後の移動手段について相手(高齢ドライバー)に説明できるようにしなければならないと思いました。

・免許を返納することはなぜ大事か(人様を傷つける確率を減らすことが大切)?
・返納後はどうやって生活していくか(デマンド乗合タクシー等の活用等)?

まぁでも、実力行使は過激なので最終手段ですね…